腫瘍内科医・勝俣範之医師のつぶやき

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勝俣範之医師のつぶやき

患者さんに怪しい医療を受けたいと相談されたら?

ある大学病院で、標準治療を拒否し、ニセ医療を受けたいと言ったら、「二度とうちに来ないでくれ、今日で診療は終了です」と言われたそうです。
ニセ医療に効果もなく、がんが進行してしまい、患者さんはがん難民になり、かなり悪化した状況で、救急病院を受診したそうです。

ニセ医療をしたいと相談されたら...。傾聴、共感は、もちろん大切なのだが、その後、患者さんが希望するからと、あっさりとニセ医療を承認してしまう医療者がいる。
ニセ医療を簡単に承認しないでほしい。
本当の希望とは何か?を患者さんと話し合ってほしい。

ニセ医療を相談されて、激怒して、「もう来ないでくれ!」というのは論外だが、相談されて、まったく反対もせず、患者さんが希望しているからと、あっさりと認める医療者もかなり多いようなのです。
これだと、患者さんは安心してニセ医療をやってしまいます。

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