腫瘍内科医・勝俣範之医師のつぶやき

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がん検診と過剰診断・過剰治療について

がん検診における、死亡率低下の大切さの意味、過剰診断・治療の不利益についても、正しく情報提供をしている専門家の先生方は、意外と少ないので、残念に思っています。

がんには、検診に向かないがんも多い。急速に進行するがんは、検診には向かない。乳がんや肺がん、大腸がん、胃がんなどの固形がんでも、急速に進行するがんがある。また、ゆっくり進行する超のんびりがんは、検診すると、過剰診断となり、過剰治療となる。

>> がんを正しく恐れること(下)~検診に向かないがんもある~

乳がん検診について、コクランのシステマティックレビューより。2,000人検診を受けると1人(0.05%)乳がん死亡を減らし、200名に偽陽性、10人に過剰診断・過剰治療。

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