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MDアンダーソン病院放射線診断科臨床研修終了 風間俊基先生のお話

MDアンダーソン病院で感じたことは、病院のシステムが優れているという点です。看護婦士、技師、秘書など大勢のスタッフが揃っており、診断・治療以外の諸手続きに医師が時間を費やすことが少なく、“患者さんの治療にあたる”という本来の仕事に専念できる大変ありがたいシステムです。また、医療機器においても超音波、CT、MRIなど最先端の機器を多数取りそろえています。
アメリカの医療の特長として、チーム医療があげられます。チーム医療の特徴の一つとして、患者に最適と思われる治療法を多くの科で構成する会議で決める事が挙げられます。がん治療には、手術、放射線治療、様々な種類の抗がん剤による治療があり、それぞれの患者にとって良い治療法を選ぶことは大変重要です。さらに、MDアンダーソン病院では標準的治療だけでなく、アメリカでも標準的治療として認可されていない最先端治療も行われています。抗がん剤治療の分野も非常に進んでおり、まだ認可されていない抗がん剤療法で消化器平滑筋肉腫がどんどん小さくなって行く症例をカンファレンスで見たときは大変驚きました。
また世界中からあらゆるがん患者さんがMDアンダーソン病院には集まります。その為、まれな腫瘍などでは他では真似ができない治療がなされています。例えば、仙骨にできた腫瘍の手術では、術後には神経が温存されず一生膀胱直腸障害が残ることが多いようですが、MDアンダーソン病院には、神経を温存することのできる技術をもつ医師もおります。

治安はアメリカの他の大都市に比べ良いと言われています。テキサスメディカルセンターはヒューストンの中でも特に安全なところにあり、交通や環境面でも優れていると思います。ヒューストンに暮らしてみて思ったことは、食事が美味しいということです。日本食やアメリカンジャパニーズ(チーズの入ったお寿司など)のお店も大変多く、醤油を置いているレストランやお寿司を売っているスーパーも珍しくありません。



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