こんにちは。
メディエゾンの上野美和です。
前回の「アメリカ人の計算」のお話を書いて思い出したことがもう一つ。
M. D. アンダーソンがんセンターにてリサーチナースとして働き始めた頃。
薬品会社へ臨床試験の内容を提出するのに会社の方と一緒に色んな書類を作っていたときのこと。
「点滴1リットル中に薬剤を3g入れることになっていたとして、20リットルの投与を行った場合、何グラムの薬剤が含まれていたのか・・・」
ナースの方も薬品会社の方も頭を悩ませている。
私はどうして悩んでいるのかわからず・・・
でも、もしかすると想像できないような複雑な計算が必要なのでは??と私も頭を悩ませたものの・・・
「1リットルで3gだったら、20リットルで60gじゃないの?」と聞くと。
「美和。すごいわ!!」と賞賛されたことがあります・・・・
ということで。
膵臓ガンの臨床試験のお話続きです。
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抗ガン剤を用いた臨床試験は色々数があります。
すでに他の癌に有効であるとして認可されている抗ガン剤を使用した治験であったり組み合わせが新しいものであったり、新しい薬剤を用いたり・・・
そういうのとは違って骨髄移植による臨床試験があります。
日本でも行われているようです。
M. D. アンダーソンがんセンターの骨髄移植科でデータマネージャーとして働いていた頃、リサーチナースの他にデータマネージャーが10人以上いました。みんなそれぞれ専門の癌を持ちデータ収集を行っていました。私は白血病関連が専門だったのですが、その中に一人、固形腫瘍を専門にしているデータマネージャーもいました。
毎週のように血液関係の患者さんが10人ほど移植を受けに来るのに対して、固形腫瘍は毎週というほどでもありませんでしたが、時々腎臓、卵巣、乳ガンなどの患者さんがリストに入っていたのを覚えています。
先日、固形腫瘍に対する骨髄移植の学会がありました。
現在、どの固形腫瘍に対しても決定的に有効であると思われる結果は出ていないようです。
その学会に日本から来られていた医師とお話させて頂く機会がありました。
膵臓癌の65歳以下の患者さんには臨床試験として骨髄移植を行っていると聞きました。
やはりまだ良い結果は出ていないらしく厳しい状況のようです。
固形腫瘍に対する骨髄移植の根拠は、隠れたガン細胞までも徹底的に撲滅することのようです。
固形腫瘍と言えば、手術で切り取ったり、抗ガン剤による縮小などありますよね。
でも、切り取っても隠れているガン細胞があったり、通常の抗ガン剤投与を続けることで骨髄への負担やその他臓器への負担があったりで破壊しきれないガン細胞。
これを移植前の大量の抗ガン剤投与で完全に破壊してしまい、骨髄移植して正常な骨髄に戻す。
確かにその通りだな・・・と思うのですが、なかなか理論通りに進まないものなのですね。
でも、これが上手くいくと、かなり画期的な治療法が確立されていきますよね。
近い将来、どんな方法であれ、頑張っていらっしゃる患者さん達に有効な治療法が見つかることを願うばかりです。
皆さんからのご質問の数々を心からお待ちしています。
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感謝祭が済み、こちらはクリスマス一色です。
私も時間を見つけては家のデコレーションに追われています。
まずは家の前庭にイルミネーションやリース、リボンを・・・
次に家の中を花やグリーンやリボンで飾り付けを・・・
今、4m近いクリスマスツリーの飾り付けのため、はしごに登ったり降りたりしながら取り組んでいます。
残るは裏庭のイルミネーション・・・・
ほとんど一人でこのデコレーションを10年近く行ってきて、新しいデコレーションを考えたりと非常に上手になりました。
いつか人に教えられる日が来るかもです。(笑) |