MDアンダーソンがんセンターにて
セカンドオピニオンを取得されたいとのことで
60代女性のAさんからご連絡をいただきました。
Aさんの病歴・治療歴は下記の通りです。
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ー病歴ー
腰痛出現から2ヶ月、
接骨院などでの治療も効果がなく悪化。
MRIにて右後腹膜腫瘤と右水腎症が認められ
悪性リンパ腫の疑いにて
右後腹膜腫瘤の針生検にて病理検査。
結果、
右腎門部?総腸骨動脈におよぶ腫瘤にて発症した
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断。
ー治療歴ー
R-CHOPの投与後、症状が回復
2ヶ月後
R-CHOPとG-CSFの投与を3コース後、
肺炎を発症。
R-CHOPのみでの4コース目を終了後肺炎は改善。
R-CHOPの5コース目終了後のPET/CTにて
新しい病変を後腹膜腫瘤内に認めたため、
R-CHOPは効果が認められないとし、
治療法をDA-EPOCH-Rへ変更。
この治療後のCTの検査結果は変化なし。
この時、診断から約5ヶ月。
診断から5ヶ月後、
後腹膜腫瘤への放射線治療を始める。
30gyを19分割、10gyを6分割にて照射。
放射線治療開始から2ヶ月後のPET/CTの検査結果は
視覚的に認められる腫瘍がなく効果が認められる。
それから半年後、
フォロアップのPET/CTにて
右腰筋内に新しい病変が認められる。
放射線治療VMATにて40gyの照射。
照射開始から3ヶ月後のPET/CT検査にて
病変が残っていることが認められた。
今後の治療として
経口での抗癌剤治療
もしくは
緩和を目的とした放射線治療を考えている。
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何らかの方法はないかということにて
MDアンダーソンがんセンター受診されることとなりました。
その時に集めていただいた資料は
病歴・治療歴に関する主治医からのレポート
放射線画像診断所見のレポート
病理診断所見のレポート
血液検査のレポート
でした。
MDアンダーソンへ提出して予約が入り、
渡米の準備に入りました。