Mさんが日本へ帰国されてから数ヶ月。
帰国された時、空港到着時のご様子は
ユナイテッド航空の方から、
無事、元気に日本に到着されたことを伺っていました。
日本への帰国前、
日本での臨床試験のための診察予約日を手配していました。
それに関する確認のために
日本の病院からMさんへ連絡が入ることになっていました。
ですが、その病院はMさんと連絡が取れず、
弊社へ連絡が入りました。
そこで、Mさんと連絡を取るべく、
何度も携帯、家などに電話をして数日後、
やっと繋がったところ、
胸水が溜まって苦しくて入院しているとのことでした。
結局、
臨床試験のための診察予約は延期することになり
Mさんからの連絡待ちとなりました。
2~3週間に一度、連絡を入れましたが、
繋がらない日々が続き
日本へ帰国して数ヶ月後に
お亡くなりになったことがわかりました。
感染症からの悪化によるものとのことでした。
ご家族の方からご連絡をいただきました。
Mさんはご自身の人生も全て含めて
常に果敢に闘って来られた方でした。
そして今回の直腸がんの診断後も
ご自身で勉強し、調べた結果
弊社へご連絡いただき、
臨床試験のみの治療法提供である可能性も
理解された上で渡米もされました。
目の前の問題やこれからの夢に
いつも真剣に向き合って
Mさんの心に正直に生きて来られた方でした。
今もご冥福をお祈りしています。