Wちゃんの治療法に関する返事が来た後、
以前送ってあった質問事項と照らし合わせて
返事のなかった質問も含めて、
新たに下記内容について質問を送りました。
1、今回の治療法についてのchemo orderがあれば送ってほしい。
2、今回の治療以外に何か提案は無いか
3、分子標的薬など抗ガン剤の補助的な薬剤についての提案はAvastinだけか
4、脳幹付近の腫瘍切除手術についての可能性
5、メモリアルスローンケタリングでの臨床試験の可能性
2日後、担当医から回の通り返事が来ました。
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今後の手術に関しては有効であると思えません。
脊髄のMRIを撮ることで腫瘍の範囲を特定することに有効であると思います。
そして合併症による症状が改善された後に
脳水腫の問題に対処することが重要だと考えています。
当病院では小児に対する有効な臨床試験は用意されていません。
本当に問題だと考えていることは、
Wちゃんが今後の抗ガン剤治療に耐えうるかどうかということです。
そしてbevacizumab(Avastin) がただ一つの分子標的薬として役に立ち、
最も毒性の低いアプローチだと今も考えています。
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結果、質問の内、
1:返事なし
2:一番重要なのは脳水腫の問題への対処
そして、抗がん剤に耐えうるかどうか
3:Avastinだけ
4:有効ではない
脊髄のMRIで腫瘍の範囲を特定することが大切
5:有効な臨床試験はない
Wちゃんのお父様からWちゃんの現状についてお知らせいただきました。
現在、Wちゃんは
低用量のエトポシドを21日投与、1・2週間休薬で投与し、
腫瘍の増大は抑えられているそうです。
それもふまえて、更に質問をいただき、
上記1の質問に加えて、下記質問をしました。
1、アバスチンとカルボプラチンの組み合わせを提案した理由
2、果たして、別の治療法に切り替える価値があるのか。
変更する場合のタイミングはいつが良いのか。
エトポシドと一緒に投与することのできる薬剤は何かあるか。