前回のYさんからのご報告から2週間後、臀部の辺りに親指くらいの触ってわかる大きさの腫瘤があり痛みもあるとのことでした。
そのことも含めて不安を感じているとのことで、Yさんは渡米して再度検査診察を希望されているというご相談でした。
次回の抗がん剤の投与などのスケジュールを考え、MDアンダーソンがんセンターの担当の方と予約の調整をしていたところ、渡米の準備が難しくなりそうであるとの連絡が入り、血液検査とCT検査の結果からアドバイスがほしいということ、そして、CA125の検査結果が前回数値が上がったことで心配にあり、日本の主治医の提案で治療法をCytoxanとAvastinの組み合わせからジェムザールへ変更して既に投与を1回受けたというお知らせが入りました。
結果、MDアンダーソンの担当医から下記のお返事が入ることとなりました。
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1、数回のやり取りの中で何度かCA125の値については拘らず、CTの結果で判断をするように説明したこと
2、Cytoxan+Avastinでの治療法で効果が無かった場合には、まだ他のオプションがあると説明したこと
3、MDアンダーソンの担当医が今までメールなどで返事をしてきたのは、自分が出した治療法への責任もあってのことで、相談なしに治療法が変更されたことで今後はその治療に責任を持てないことから、お返事できなくなること
4、もしもまだ渡米診察を考えていらっしゃるのであれば、その時に血液検査、CT検査を行い、再度相談しましょうという提案
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このお返事の後、日本での検査結果が出て、血液検査の結果はCA125が少し上がっていたそうですが、CT検査結果は腫瘍が縮小されているとのことでした。
その後、ジェムザールでの2回目の投与が始まる予定でしたが、白血球数の低下のために中止となり、YさんはCA125の結果にこだわらずに、そのまま同じ治療を続けていれば良かったとおっしゃっり、再度渡米の用意を始められることとなりました。