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”Making Cancer History”
M. D. アンダーソンがんセンターは、患者さんががんと闘い勝ち抜く歴史を作るため、研究・教育・予防を通し、世界中のがんの撲滅に力を注いでいる。





U. S. News & world Reportベスト・ホスピタルがん部門において、13年間、常に上位2位以内に選ばれている。2002年1位、2001年2位、2000年1位。

M. D. アンダーソンがんセンターでは、全てのがんに対し、ユニークなスタイルの集学的治療(チーム医療)を行っている。細分化された専門科の医師のもと、世界でも最も有能とされる病理医、放射線専門医、腫瘍内科専門医、腫瘍外科専門医、腫瘍放射線専門医、看護婦、薬剤師がチームとなり患者さんの治療にあたる。この医療の特徴は、患者自身もチームの一員として治療方針の決定に参加できることでもある。短期研修で訪問された方々からの訪問記に詳しい内容が書かれています。ご参考までに短期研修の方の訪問記をご覧下さい。

常にがん分野の治療、研究のリーダー的存在である当センターでは、全てのがんの撲滅を目指し、確立された標準治療にとどまることなく、治療の改善、有効な新治療法の開発が行われている。臨床試験は患者さんにとって治療オプション拡大の一つの手段として、有効性、科学的根拠、そしてリスクについて医師より十分な説明がなされる。その結果、M.D.アンダーソンがんセンターでは現在9000人以上の患者さんが670の臨床治験に参加している。その結果、M. D. アンダーソンがんセンターでは、2002年度、約20%に当たる12000人の患者さんが臨床試験に参加している。


1998年:553件、1999年:597件、2000年:673件、2001年:707件

世界各地へ M.D.アンダーソンがんセンターの医者を派遣させ、海外の医者のために国際教育会議を整えている。会議において、患者の症例報告を聞き、 M.D.アンダーソンがんセンターの様々な科の医者が、M.D.アンダーソンがんセンターでの治療について発表。そして、医者間での意見交換を実施するなど、緊密な活動を通して国際的な関係を育成している。

M. D. アンダーソンがんセンターの医療部門は、9つの臨床部と2つの研究部から成り立ち、各部は更に細分化された専門科に分かれている。

骨髄移植科は自家及び同種移植において世界最大数の治療方針を保有。白血病、リンパ腫、ホジキン病、多発性骨髄腫、乳がん、腎臓がん、肺がん(小細胞)、卵巣がん、そして、良性血液疾患および自己免疫疾患の治療法として、多種に渡るプロトコールが用意されている。年間600件以上の骨髄・末梢血幹細胞移植が行われている。
当センターの乳がん専門医は、米国内において、最も多くの乳がん患者さんを診察している。形成外科、リハビリテーション、再発予防の分野も大きく進歩し、幅広い選択肢を提供可能。一つの例として、乳房切除手術と同時に乳房再建手術の実施があげられる。乳がん予防のための新薬臨床試験の先駆的な参加医療機関。これまでに乳がんと関連する特定遺伝子を発見したほか、この遺伝子の研究に基づいて有望な治療方法を開発している。
子供から青年期までの患者さんを扱う。以下の専門科、28名の専門医で構成されている。白血病・リンパ腫、神経腫瘍、固形腫瘍、骨髄移植、血液学、神経・神経繊維腫症、小児外科、小児神経外科、腫瘍放射線科、内分泌科、行動医学、長期フォローアップ
年間訪れる白血病の患者さんの数は1500人。これは最大規模と言える。そのため、豊富な経験による的確な標準治療、そして、革新的な治療が可能。
全ての軟部組織肉腫、骨部肉腫を扱う。希な症例のため、日本では治療方針が確立されていない各腫肉腫についても治療オプションを持つ。
細分化された専門センターの専門医による診断、治療が可能。
外来治療センター、乳房診断クリニック、がん予防センター、画像診断、胃腸がんセンター、泌尿器がんセンター、婦人科がんセンター、頭部首がんセンター、リンパ腫・骨髄腫センター、一般内科センター、黒腫・色素細胞腫・皮膚がんセンター、神経がんセンター、整形外科がんセンター、病理検査診断学部、形成外科センター、放射線治療センター、症状コントロール・緩和ケアセンター、胸部がんセンター

Division of Cancer Preventionにおいて、がんの予防にも力を注いでいる。
優秀な専門医、医師以外の専門家による研究、臨床サービス、教育の観点から総合的な質の高い予防医学を提供している。がんは予防でき、また、早期発見によって治療可能という考えより、予防プログラム、カウンセリングサービスを組み、食事療法、禁煙アドバイス等ライフスタイルについての教育と各種スクリーニングを行っている。
リスクの高い人へは、各自のリスクに合わせた専門的なスクリーニング、遺伝的な要素を持つ人へは、専門的なカウンセリング、テスト、リスクマネージメントなどのサービスがあり、更には薬を処方して予防する臨床治験も行われている。また、リスクの比較的低い人に対しても様々なサービスを提供している。例えば、Breast Evaluation Clinicでは、40歳以上の女性に対する定期的なマモグラフィーを含む胸部テストを行っている他、他施設で撮った影像、その他の検査結果のレビューをも行っている。
しかしながら、不必要な検査を強いることはなく、患者の症状、病状、生活態度、年齢などに合わせた、そして、アメリカがん協会が標準と定めた検査を行っている。

The Learning Centerは、無料の図書館であり、ここでは、最新のがん治療、サポート、がん予防、そして、一般的な健康に関する様々な冊子、本、新聞、ビデオ等が手に入る。MDACCに関係する患者や家族のみならず、一般の人々も利用することができる。1999年からセンター内の最新医療情報、データにアクセスし、それをプリントアウトするなどのサービスも始めている。
このセンターは、専門知識を持ったスタッフと臨床スタッフとの協力によって構成されるPatient Learning Officeによって管理され、20年以上に渡ってより効果的な教育の資料や手段を開発し、患者へ提供している。

世界各地へ M.D.アンダーソンがんセンターの医者を派遣させ、海外の医者のために国際教育会議を整えている。会議において、患者の症例報告を聞き、 M.D.アンダーソンがんセンターの様々な科の医者が、M.D.アンダーソンがんセンターでの治療について発表。そして、医者間での意見交換を実施するなど、緊密な活動を通して国際的な関係を育成している。
また、一般内科研修を終え、腫瘍内科医を目指すフェローシップの教育、世界中からの臨床研修医、研究研修医、科学者などの受け入れを幅広く行っている。世界中の医師、科学者に世界トップレベルの医療を学ぶための機会を与え、彼らへの教育に力を注ぎ、世界中のがん治療のレベルアップを目指している。

アメリカ国外からの患者数は約3500人で、これは、全患者数の8%にあたります。アジア(特に日本及び韓国)からの患者数は毎年増加しています。患者達は、母国で受けることのできない、きめ細やかな且つ専門的な治療を求めM.D.アンダーソンがんセンターへやってきます。 すなわち、チーム医療を必要とする難しい症例に対する治療を求め、ヒューストンへやってくるのです。国際部は、母国語や文化を理解しているスタッフを通して、がん治療を成功させる上で重大な要素となる教授陣および医療スタッフとのコミュニケーションのお手伝いをします。 教授陣の中には、日本語を話すことのできる医師、看護婦もいます。

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