※このページでの勝俣先生のお話は先生の承諾を得て作成させていただいています。
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授
術前術中の音楽療法は、患者さんの不安を軽減する。ランダム化比較試験の結果です。すばらしい研究、エビデンスと思います。ASCO の機関誌のJCO に掲載されています。
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今日来られた患者さんからお聞きしたのですが、免疫細胞クリニック、最近では、中国人をターゲットにしているようです。中国の団体さんが、来られていたそうです。日本人では商売にならなくなったのでしょうか。中国のかたがたが、本当のことを知ったら...。
重粒子線クリニックも然り。メディカルツーリズム作戦らしい。腎臓がん両側多発肺転移に重粒子線を当てていました。私のセカンドオピニオンに来られ、分子標的薬を勧め、重粒子線には反対したのですが、結局、両肺重粒子線やりました。結果的には重症な肺炎になり、入院となっていました。
メディカルツーリズムも良いのだけれど、きちんとした標準治療を提供してほしい。私の病院にも多くの中国の方が来られます。今のところは、「日本の医療はすべてレベルが高い」と盲信状態になっていますが、いつまでも続くものではないでしょう。
「効果が同じなら、新薬を」というのは、いかがなものでしょうか?患者さんにとって、値段が高い、未知の副作用の危険性があります。
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