仕事をしながらでも治療できる?「抗がん剤」最新事情
全身に薬を巡らせてがんの治療を行う「抗がん剤」。
副作用が強い、効果が疑問視されるなど誤解が多い抗がん剤ですが、現在150以上の種類があり、新しいものも開発されこれまでできなかったがんへの治療も可能になっています。
抗がん剤を投与するために入院することも多いのですが、だんだんと通院で仕事をしながら続けられるように。
個人差はあるものの吐き気、脱毛、免疫力の低下などつらいと言われる抗がん剤の副作用。
最近では副作用を抑える薬も増えています。
腫瘍内科医が、抗がん剤と一緒に副作用に効く薬も処方する支持療法が一般的に。
痛みを我慢してこそ効果があると思いこんでいる人もいますが、副作用を抑えても抗がん剤の効果がなくなることはないので我慢しないでほしい。
副作用の状況についても隠さず、できるだけ主治医に相談を。