もし治療を始めてしまっていた場合、「これ以上の治療法がない」と感じる前に、そして患者さんの状態が良好な時期にセカンドオピニオンを取得しましょう。
切羽詰まった状態では気持ちに余裕がなく、正しい選択ができない恐れがあります。病状、気持ちに余裕のある時にこそ、他の治療法の可能性を知っておくことが大切です。
HOMEセカンドオピニオン 取得の心得
患者さんは常にチーム医療の中心であって大切な存在です。
そのためにも、患者さんは、自分の病気に対する確かな知識を習得しましょう。
確かな知識は、確かな情報源からです。信用できる情報源を探しましょう。
医療は日々更新されています。科学的根拠に基づいている標準治療、より効果的であることを目指して国に登録されている臨床試験。この2つが基本です。
国立がん研究センターが作成しているがん情報サービスには多くの情報を得ることができます。基本的な知識もありますので利用されことをお勧めします。
最初の医師ががんの専門医ではない時、必ず専門医を探してセカンドオピニオンを
1. 病状が深刻な時(緊急性のない場合に限る)
2. たくさんの治療法を提供された時
3. 質問したいことがまだたくさんある時
4. 治療法がないと言われた時
5. ある特定の治療法は適さないと言われた時
6. 予後が悪いと言われた時
7. 原発不明がんと言われた時
もし治療を始めてしまっていた場合、「これ以上の治療法がない」と感じる前に、そして患者さんの状態が良好な時期にセカンドオピニオンを取得しましょう。
切羽詰まった状態では気持ちに余裕がなく、正しい選択ができない恐れがあります。病状、気持ちに余裕のある時にこそ、他の治療法の可能性を知っておくことが大切です。