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患者さんの記録

診察内容 現状と治療法について

長さんの診察時の内容です。

<長さんの現在の状態>

PSA値:7.6
MRIと骨シンチによる検査結果:転移無し
前立腺の大きさ:触診において小さく正常

男性機能についての診断もありましたが、
これは個人情報ということで明記はしないことにします。


<治療法について>

1、手術のみ
担当医の話:
手術する場合、陰茎の半分を残し手術することは
良いアイデアではなく、前立腺癌という病名で、
将来亡くなる事に繋がるので絶対に勧められない。

看護師の話:
成功事例の場合で男性機能が20%低くなり、
不成功の場合は男性機能が全く無くなってしまう。
その他、尿がぽたぽた落ちるようになることもあり、
その場合オムツを手放せなくなる。


2、放射線治療のみ
担当医、看護師共に勧められない。


3、ホルモン治療と陽子線治療の組み合わせ
担当医の話:
一番勧めるのはこの方法。
ホルモン治療は今すぐにでも始めるべき。
ホルモン治療は前立腺癌の進行を抑えることになる。
テストステロンという男性ホルモンを
抑えることにより効果が期待できる。
この方法で前立腺癌の完治を目指す。
すなわち死亡原因として前立腺癌で
亡くなることは考えられない。

=ホルモン治療の処方箋内容=
Leuprolide 22.5mg を1ヶ月に1回注射する。
これを2回行う
Casadex 50mgを1日1錠飲む


看護師の話:
男性機能も含めて一番副作用の可能性が低い方法。
ホルモン治療だけでも前立腺癌に効果がある。

*上記1もしくは3の治療法のどちらかで迷っている場合、
ホルモン治療は行ってはいけない。
手術をする場合にはホルモン治療は適さない。

理由;
AUA (American Urological Association; アメリカ泌尿器学会)
は臨床試験でもない限り手術前のホルモン治療を推奨していない。
境界線が分かりづらくなり臨床的な成果は得られない。
ホルモン治療を行うことで手術後の病理検査結果にも
影響を及ぼすこととなる。
例えば正確なGleason(グリースン)スコアの割り出し方や
境界線の状態を決定することが困難になる。


先日、長さんからいただいたコメントです。

前立腺がんの診断で 手術すべきか?せざるべきか?
日本で4~5病院のガン専門医に伺いました。
「ご自分が決めるべき」とでほぼ意見一致でした。
MDアンダーソンでは即プロトンで、
即ホルモン投与と明確でした。
その断定的方針にしたがいました。

今もとてもお元気に活躍中です。

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