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患者さんの記録

Nさんの再渡米

Nさんの再渡米です。

今回はポナチニブの治験に参加決定での
診察となりました。

その日の予定は下記の通り。

9:00~10:00 ビジネスセンター
ポナチ二ブの治験にて掛かる費用の確認及び支払い方法の説明

10:00~12:50 医師、リサーチナースとの診察

13:10~16:50 骨髄穿刺、心電図、血液検査

16:50~17:00 ファイナンシャルカウンセラーとの面談

17:00~17:30 リサーチナースとの面談

その日の診察時の概要です。

<Nさんの現在の体調について>

時折足がつる症状はグリベックの副作用の可能性がある。
心配は必要はない。

<ポナチ二ブとグリベックの副作用について>

グリベックの方が副作用は強いと思われる。

=ポナチ二ブの副作用=
皮膚の乾燥、血圧の上昇、膵臓の炎症などが主に報告されている。
*過去のポナチニブの治験中に副作用により治験を中止したケースは少ない。

<今後の治療について>

特に体調に問題が無くても、
最初の1年間は必ず3ヶ月に1度のフォローアップが必要。

日本にいる間に日本のドクターのオーダーで実施した
血液検査などの検査結果は報告すること。

現在FDAの認可待ちの薬なので、認定がおりた時には治験は終了。
その後の治療のためのポナチニブは
自分で購入する事となることをご理解下さい。

<リサーチナースとの話し合い>

=渡米前までの説明=
6ヶ月に1度の渡米でも大丈夫の可能性があり、
骨髄穿刺も今回は必要無しとの判断という説明

=渡米後の説明=
担当のリサーチナースの変更と共に、
急遽プロトコールの変更があり、
ポナチ二ブについて2つの臨床家チームが作られた。

1つは、スタンダード、もう1つはエクステンドとチーム名。
スタンダードは15人から最高30人までの参加が可能。
エクステンドは最高で300人までの参加が可能。

元々スタンダードへの参加予定であったNさんは
エクステンドへの参加の変更が急遽決定された。

プロトコールもすべて変わるので、
本来予定されていなかった骨髄穿刺、心電図の検査が必要となった。

今回のチーム編成について、
Nさんの渡米前に連絡できず、
未だに他の参加者へもまだ連絡が取れていない状況。

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新しいプロトコールのインフォームドコンセントを
後日、確認して、Nさんの治験が始まりました。

ポナチニブ45mgを1日1回、夜11時に内服

心配していた医療費に関しては、
担当医の計らいで

全ての指定の検査を日本で受け、
その検査結果をMDアンダーソンがんセンターの担当医へ報告
ということで、

アメリカで必要になる医療費は
診察費用と血液検査の費用のみ。

ということなので、
多分1回の渡米に必要になる医療費は
300ドルを切る程度で済みそうという予想でした。

次回のNさんの渡米予定は約4ヶ月後となり、
ポナチニブも多い目に処方してもらい
無事、日本へ帰国されました。

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