アメリカのベストホスピタルで最先端のがん治療プランを提供します

HOME 患者さんの記録 副作用の心配

患者さんの記録

副作用の心配

前回のNさんとの話し合いから10日後、
Nさんから連絡がありました。

Nさんが気になっている副作用ではないかという

下記症状。

手の甲が黒ずんでいる
汗を大量にかく
体重が減少している
血圧が上昇している

これらについて日本の主治医に相談をしたそうです。
ですが、主治医の返事は「わからない」で、
MDアンダーソンの担当医へも連絡している様子がないと。

そして、1ヶ月前から首が腫れているように感じたことから
甲状腺ホルモンの値を検査したそうです。

その結果、
TSH:0.048 正常値(0.54~4.26)
F-T3:3.87 正常値(2.29~4.17)
F-T4:1.11 正常値(0.72~1.52)

TSHの値が低すぎます。
結局、その2週間後に甲状腺のエコー検査をすることとなりました。

Nさんの次回の渡米は、
その日から約1ヶ月半後。

甲状腺の事も含めてNさんは不安に感じているよう。。
だけど、
日本の主治医はMDアンダーソンの担当医へ
連絡を入れてくれる様子がない。

ということで。
私たちが動く事となりました。

MDアンダーソンの担当医師と担当ナースへ連絡を入れたところ
ナースから下記の返事がきました。

1、血圧に関して
医者へ行き相談をしてください。
そしてその診断結果、もし治療が必要な場合は治療方針を知らせてください。

2、皮膚に関して
皮膚科へ行き色素沈着の相談をしてください。
そしてその診断結果、もし治療が必要な場合は治療方針を知らせてください。

3、体重減少
1日3回食事をしているでしょうか?
もし3回食事をしているのであれば、高カロリーの食べ物、飲み物(シェイクなど)
を食事と食事の間の取るようにしてください。

4、甲状腺について
エコー終了後にレポートを送ってください。

Nさんへ連絡を入れたところ、
主治医はこれらの症状が副作用であるのかを判断することは
できないのでは。。。

と悩まれていたので、
下記の内容のアドバイスをして
Nさんに動いていただくこととなりました。

副作用の判断については
主治医が判断することは主治医の言われる通り「わからない」と思います。
というのも、
ポナチニブを服用している患者さんを診て来たわけではないからです。

副作用であるのかの判断はできないとしても、
血圧や皮膚の状態が、
果たして専門医の診察が必要であるのかの判断はできるはず

まずは主治医へ循環器内科と皮膚科の診察を受けるべきかについて
相談すること。

Nさんの心配な症状に取り組んでいただくための
お願いとなりました。

慢性骨髄性白血病 T315I変異・Nさん 記事一覧へ

今すぐ相談、お問い合わせ・お申込みはこちら

ページの先頭へ

zoom無料相談会