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患者さんの記録

今後の方針に関する報告

4回目の抗がん剤投与から
10日後にRさんは入院し、

私は日本の受け入れ先の病院と連絡を取り始め、
MDアンダーソンがんセンターの担当医の
今後の方針に関する報告をしました。


下記の通りです。

1、尿、便のこれからの処置について

便は1週間後を目処に日本の受け入れ先の病院にて
腸からチューブを取り付けて外に流す施術をお願いすること。

というのも、アバスティンの最終投与が3週間前であったことから、
出血の可能性を考えて最低4週間空けるべきであると考えられる。

その後の処置として、
腸の穴をふさぐ手術が必要な可能性がある。


2、抗ガン剤治療について

本来なら、
1週間前に5回目のFOLFOXとアバスティンを投与する
予定であったが今回の件にて治療は中止中です。

そして2週間前に行ったCTの結果から、
腫瘍の増大を止めることはできていないとわかりました。

渡米前の増大の傾向からすると増大傾向の曲線が
緩やかになっているものの、
期待したほどの効果ではありませんでした。


次にできる別の治療法として
FOLFOXに変わってFOLFIRIを提案。

日本で治療を続けるための方法として、
アバスティンの投与が可能になるまで

Cetuximab もしくは Panitumumab
を代用して、(その当時、日本では未承認でした。)
便のチューブ取り付け終了後、
抗ガン剤治療に入ることを考えてみてはどうか。

Rさんのご主人の依頼で
日本到着後すぐに日本の受け入れ先の病院にて入院するための
調整を始めました。

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