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患者さんの記録

Mさんの疑問と心配

全ての資料をMDアンダーソンがんセンターへ
出し終えた1週間後に返事が来ました。

返事から1週間後に診察予約が入っていましたが、
その頃、Mさんは胸水が溜まり始めていて
抜かないことには飛行機に乗れないのではないか。

という主治医からのお話があったところでした。

そして、もう一つ。

今回の予約は消化器の科においての診察予約ではなく、

海外からの患者を検診して、
どの医師へ引き渡すのが良いのかを判断する医師との
診察予約が入っていました。

当然Mさんは戸惑い、

「自分は直腸がんであることがわかっているのに
 どうしてすぐに消化器科の医師に診てもらえないのか。」

という疑問がありました。

以前、虫垂がんのRさんの時も含め思い出し、
再度、MDアンダーソンへ問い合わせしました。

MDアンダーソンがんセンターでは、
消化器、肉腫と診断された海外の患者さんへは

まず最初に海外の患者さん専門の外来の専門医師が診察し、
どこ科、どの専門医師が適切であるのかを判断する決まりになっている。

との返事でした。

Mさんのもう一つの心配は、

日本で緩和ケアを勧められたように
MDアンダーソンでも治療法が無いのではないか。

ということでした。

基本的にはMDアンダーソンは海外からの患者さんを受け入れる場合、
治療法があることを前提としているようですが、

全ては主治医の判断によるものなので、
必ず治療法があるという確約をした上での受け入れはできないそうです。

私の経験上では、

再発されていない患者さんがいらっしゃった時に
予防的に治療をするための方法はない。

言い換えれば、
今の状態が非常に良い状態なので、
予防的に治療をしない方が良い。

という結果で、治療法が無かったことが一度だけありました。

その点もMさんへ説明させていただいて、

・予約の診療科のこと
・治療法の有無の確約はないこと

この2点に納得いただけました。

Mさんの胸水も抜き取るほどの量ではない。とのことで
そのままの状態で飛行機に乗ることでの主治医からの許可もいただき、
1週間後に渡米していただくこととなりました。

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