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患者さんの記録

酸素の持ち込み許可

Mさんが日本へ帰国されるに当たり、
胸水が溜まっていることから呼吸が苦しい
との話があり

MDアンダーソンがんセンターにて
胸水を抜く予約を入れていました。

医師との診察時にも話が出たように
日本への帰国する予定のすぐ前に抜くことによって起こる
感染症の危険性を指摘されました。

感染症の危険度は10%。
再度、Mさんと相談した結果、
胸水は日本で抜くことに決まりました。

ですが、
飛行機の中、息苦しくなった時が不安。
ということで、

酸素の機械を持ち込めるように手配するため、
航空会社への連絡と必要書類を教えてもらい、

病院へお願いして
「酸素が必要である」
という内容の書面作りをお願いすることとなりました。

血中酸素濃度計によると
主治医曰く、酸素は必要なし。とのことでしたが、

Mさんがどうしても不安であることから
酸素の持ち込みの許可を得ることができました。

そしてもう一つの帰国前の用意。
臨床試験の受け入れ先です。
これが決まらなくては帰国はできない。

ということで、
探していた結果、一つ見つかりました。

それについては、また次回。

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