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患者さんの記録

MDアンダーソンがんセンターでのセカンドオピニオン

Tちゃんがお母さんと一緒にアメリカへやってきました。


可愛い!!


16歳の女の子って感じで、とっても可愛かった。

平滑筋肉腫で肺転移があるためか咳が出ることを気にしていたけど
気になるようなことはなくて
とっても元気でとっても可愛かった。

MDアンダーソンがんセンターでの診察時
お母さんからの強い希望もあって
診断名はTちゃんのいる場所では告げないことになりました。


右の後腹膜にある平滑筋肉腫で両肺に転移が見られた。
そして治療で延命は期待できるものの完治は期待できない。


という内容でした。

治療法の話の際にはTちゃんも交えての説明となりました。


治療法のオプションは3つ。

1、アドレアマイシンとイスフォミドの組み合わせ
日本で検討したものの副作用のことが心配で使わなかった組み合わせ


2、経口VP-16(Etoposide)
副作用は非常に少ないものの病気の抑制には効果が期待できない


3、GemcitabineとDocetaxelの組み合わせ
副作用は1の組み合わせよりも少なく、効果は1、2と比べて最も期待できる
(その当時のメモリアルスローンケタリングの論文を元に説明)

Tちゃんとお母さんの希望で日本で3の治療を受けることとなりました。

帰国する日、ながーーーいリムジンを用意したら、

Tちゃんはとっても喜んでくれた。

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