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患者さんの記録

NYメモリアルスローンケタリングがんセンターへの質問事項

Wちゃんのお父様から
病理組織のスライド10枚、

そして放射線画像のCDを送っていただいた後、
再度、
質問事項の確認を行いました。

お父様からの質問事項をまとめて
私の方から下記内容について
提案させていただきました。

1、今までの治療法も含めて、今後の治療をするにあたり
 有効と思える治療法を全て教えてほしい

2、有効な治療法の中で最適な治療法は何であり、
 それが効かない場合には次にどれを選択するべきか

3、グリベック、ハーセプチン等分子標的薬や、
 抗体医薬の可能性、髄腔内投与の可能性について

4、小児の脳腫瘍で、HER2、EGFRの抗体医薬、
 分子標的薬の投与についての情報がほしい

5、放射線の晩期副作用の予防、軽減策についての情報がほしい

6、脳幹付近の腫瘍摘出の可能性について

7、今後、何か変化があったときにアドバイスをもらうことができるか。
 そしてその連絡方法について

お父様に確認いただき、お父様から1の事項内に

「新薬、臨床試験も含めて」

の追加のリクエストをいただきました。

全ての翻訳した資料と上記質問事項を
NYメモリアルスローンケタリングがんセンターへ送付いたしました。

同じ頃に日本からの資料もがんセンターへ届き、
本格的にセカンドオピニオンの提供を待つこととなりました。

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