治験開始決定のお知らせをMDAから聞いた後、
Nさんも悩まれていました。
日本では今、ポナチニブの治験が始まっています。
MDAでの治験開始が決まってしばらくした頃、
日本でのポナチニブの治験を受けられる可能性があることを知り、
日本での治験を待つかどうかを悩まれていました。
MDAで治験に参加してしまうと
日本でポナチニブの治験が始まっても
日本で参加をすることはできません。
ですが、
もしかすると日本で治験の開始を待っている内に
調子が悪くなるかもしれない。。
治験の開始を待っていても
もしかすると遅くなって開始しないかもしれない。。。
それらの心配をした結果、
NさんはMDAでの治験参加を決心されました。
確実にできるだけ早く治療を受けることができる。
この環境を選択されました。
治験の参加に際し、
気になるのは金額の問題です。
前回、渡米された時に前金として
$16,000.00支払っていました。
その渡米時の検査、診察などの医療費を支払った後、
$1,500.00位残っていました。
治験薬であるポナチニブは無料であること。
そして
診察後に治験参加における詳しい見積もりを作る。
というMDAからの連絡があり、
診察後に支払いの相談をすることとなりました。
そして、他に3点の連絡がありました。
1、その当時服用中だったグリベックは、
次回の渡米まで、継続したままにすること
2、検査内容に骨髄穿刺は含まれていないこと
3、今後の診察のフォローアップの期間は3ヶ月であること
NさんのMDAでのポナチニブの治験参加まで
約2週間という時でした。