アメリカのがん治療 チーム医療 - アメリカと日本をつなぐ医療の架け橋

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アメリカのがん治療

アメリカのチーム医療

 アメリカの多くの大病院で進められているのが集学的(チーム)治療です。

 集学的(チーム)治療とは、各科の専門医、病理学専門医、放射線学専門医、薬剤師、看護士、或いは栄養士やソーシャルワーカー等の医療従事者が患者さんのニーズを考慮し、病気の治癒を目指して連携プレーをすることです。
優秀な医療関係者が集まるテキサス・メディカルセンター内病院では、質の高いチーム治療が実践されています。

アメリカのチーム医療

 患者さんはチームの中心であり、チームの一員でもあります。
小児科病院では、患者さんの両親にチームの中心として治療に参加するように呼びかけています。
上の図はMDアンダーソン癌センターでの癌治療の例です。
この図で示されているように、一人の患者さんに対して各分野の専門家によってチームが構成されています。

 また、チームは上記のような専門医同士の連携だけでなく、臨床看護師(所見、診察、指示)・臨床アシスタント・臨床薬剤師(薬品管理、指示)・クリニカルリサーチナース(臨床試験の管理)・ソーシャルワーカー・ケースマネジャー(保険の担当)、データマネジャー(データーの管理)などの専門家とも連携プレーをしながら患者さんのケアにあたっています。

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