セカンドオピニオン 取得実例 - アメリカと日本をつなぐ医療の架け橋

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セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオン取得実例

 アメリカ版セカンドオピニオン取得をMD アンダーソがんセンターでの実例をもとにご紹介いたします。

 ベストホスピタル癌部門でトップに君臨しているMDアンダーソンがんセンターには、全米中から患者さんが集まります。
治療を求める患者さんだけでなく、セカンドオピニオンを求める患者さんが多く集まります。
セカンドオピニオンの為に来院することも可能であり、そのためのシステムが整っています。

取得の手順

1.予約

 MDアンダーソンがんセンターで受け入れが可能であれば、診察日と持参するデータ、医療費の頭金が連絡されます。

持参するデータ

 病状にもよりますが、基本的に以下のものがリクエストされ、それらのデータを以下のように各分野の専門家が再確認します。

  • 病歴・治療歴レポートは主治医となる専門医
  • パラフィンブロック・スライドとその病理レポートは病理医
  • 放射線画像は放射線画像診断専門医

2.診察初日

 主治医による診察を行います。MDアンダーソンがんセンターの医師達は、実際に患者さんと対面し、診察を行うことをとても重要なことだと考えています。

サポート体制

 ・通訳(同伴):病院から医療通訳が派遣されます。
 ・メディエゾン(同伴):患者さんが医師との納得する話し合いをサポート致します。
 ・診察室:全て個室の中にて診察を受け、プライバシーは保護されています。

3.検査

 初診時に医師が必要と判断した検査を受けます。

4.診察結果

 診断結果がでます(1~7日後)。通訳者、メディエゾンと共に、再び主治医の診察室へ。
診断結果が告げられ、今後の治療についての話し合いになります。

話し合い

 医師は可能な治療法を挙げ、効果や副作用等について時間をかけて詳しく説明します。
その説明は科学的根拠によるデータを基にして行います。
患者さんはご自身の人生観、生活習慣、意志を踏まえてどの様な治療を望むかを医師に伝え、
医師と共に話し合い治療法を選択します。

医師 標準治療法と共に、数多く存在する臨床試験の中から患者さんに適すると思われる治療法を選択 患者さんへそれぞれの治療が持つ長所・短所を詳しく説明 納得するまで話合い 患者さん 医師から示された治療法の中から、患者さんの人生観・生活習慣・意思などにより選択

5.帰国

日本で可能な治療法を選択された患者さんは、診断結果、今後の治療方針についてのレポート、検査結果は全てmyMDandersonというHP上にて患者さん番号とパスワードを記入すれば、全て閲覧可能です。また、その患者さん個人のページから主治医とメールにて交流することも可能です。レポートには医師がどの様な説明をして、患者さんがその治療法を選択したかに至るまでの話し合いの内容が全て書かれています。 持参していただいた各種データ、資料は後日郵送されます。

引き続き、MDアンダーソンがんセンターでの治療を望まれる方は、治療のスケジュールが組まれます。

6.フォローアップ

 地元の主治医とMDアンダーソンがんセンターの主治医との協力のもと、患者さんを中心に治療に取り組むことが可能です。
 地元の主治医が、患者さんの了承を得ることで、MDアンダーソンがんセンターの医師へmyMDandersonを通して交流が可能です。
ご連絡がご面倒な主治医の方へメディエゾンがサポート致します。

7.まとめ

 それぞれの専門医がチームを組み、患者さんを中心とした治療法の可能性を話し合います。
患者さんとの診察の際に主治医が話す治療法は、その過程があるから出てくる答えです。
それぞれの専門医がそれぞれの立場から意見することで、治療法の可能性は広がります。

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